雪板のつくりかた

夏休みの自由研究が学校から返却されてきました





曲げてもらった板に線を引きます。どっちをノーズにするか悩んでました。

今回はテンプレートは使わず、本人の感覚でアウトラインを描きました

ジグソーで切った後、ガリガリと削ります

チャンネルを入れます

いい感じになるまで削ります

できました!五明君ありがと~


半年寝かしておいた雪板でこの冬は楽しみました。
  


2012年03月12日 Posted by たあさん at 07:00Comments(0)スノー

12月のこと

3月11日 午後 仕事中、船酔いのような揺れで気持ち悪くなりましたが、その後は、普段どおりに仕事を続けました。
3月12日 早朝 ものすごい揺れで目を覚ましました。慌ててつけたテレビから繰り返し流される映像の恐ろしさに「このまま見続けたら、恐怖でおかしくなる」と感じてテレビを消し、ラジオで情報は入れつつも、普段どおりの週末を過ごしました。
3月14日 普段どおり出勤し、通常業務につきました。

でも、何かせずにはいられませんでした。
もう、先週までの「普段」はありませんでした。

ウエアを被災地に直接届けにいくサンボ君に、自分のウエアを預けて届けてもらったりDOMMUNEや職場などでの寄付など、その時に自分ができることをしたつもりでした。

その間にも、
直接、東北や栄村の被災地に赴き活動している知人・友人がいました。
自分の職場でも他の部署でも援助活動に従事している者がいました。
私は新年度に伴う担当業務の変更もあり、直接現地に行くことはできませんでした。
7月ごろに行く機会があったのですが、それもできませんでした。

「自分は何もしていないのではないか」
普段どおりの日々を過ごしながらも、何かせずにはいられない気持ちはいつまでも燻り続けていました。
そんな11月頃、偶然バス会社が企画してるボランティアツアーの募集案内をみました。12月は仕事の状況も大丈夫だし、休暇も一日取れれば参加できるし、このタイミングだなと思って参加させてもらいました。

参加者は、私のように初めて被災地を訪れた者だけでなく、以前に業務で行かれたことのある方、これまでも個人で被災地に赴きボランティア活動をされていた方が何人もいらっしゃいました。また、仲間たちが救助に向かう中、署に残り、地域を守り続けていた消防士の方も参加されていました。
いろんな人が色んな思いで参加していらっしゃったのだと思います。

自分にその場所で出来ることってあるのかな、何ができるのかな、って心配していましたが、ボランティアセンターの方が上手に仕事を割り当ててくれたおかげで、その時にできることに従事させていただきました。
大きな瓦礫は片づけられてはいたけど、まだまだ私たちが手伝うことがありました。公園などの公共の場の整備、今回お手伝いさせてもらった、来夏に観光客を迎えるための海水浴場や防風林の復旧・整備。被災地の方は自分たち自身の生活を立て直すことが最優先だから、すぐには取りかかれないような公共の場の整備など今後も手伝えることはあると思いました。

この目で見た景色や他の地域のボランティアの方に直接お会いしたこと、そしてわずかな時間ではありましたが地元の方と直接お話しした事。当たり前ですが、その場に行かなければ得られなかったものばかりでした。
何かせずにはいられない思いを持ち続けていたから、その時期の仕事の状況やボランティア募集のタイミングを見つけて自分が動くことができて、その場に行くことができたのかもしれません。

あの日からもうすぐ一年。
普段どおりの日々を過ごしていても、それぞれの日常を過ごしていても、傍目からは何もなかったかのようにお気楽に過ごしているように見えている人も、もしかしたら、何かをしたいと思っているかもしれないし、家庭や仕事の事情で、したくてもできなくて歯がゆい思いをしているのかもしれません。
それぞれ思うことはあると思います。でも、行ったから偉い、行かなかったから偉くない。いっぱいあげたから偉い、少ししかあげれなかったから偉くない。なんてことには、これっぽちも意味はなくて。

ボランティアセンターのボランティアリーダーの方が別れ際におっしゃいました。

「それぞれが、
 自分たちのできるところで、
 できることを、
 できる範囲で、
 やりつづけてください。
 これからも。」


ありがとうございました。





  

2012年03月10日 Posted by たあさん at 00:14Comments(0)